『探偵シド・アップダイク Case.00 超能力研究所』

容疑者、全員、超能力者。
謎の組織で起きた殺人事件を追え。本格サイコキネティック・ミステリー。

無料公開中です!

『スローターズパレス』の前日譚。

超能力研究所に非検体として拉致されたシドは、その場で所長殺害の事件に巻き込まれてしまいます。
容疑者は全員超能力者!
そして、次期所長の座を手に入れるのは誰か。

プレイ人数 5人
GM 不要
所要時間 1時間
こちらのシナリオは、ネタバレOKのフリーシナリオとなっております。
『ネタバレを含みます!』とさえ注意書きしていただければ、SNSで感想を呟くもよし、プレイ動画を上げるもよしです。

ストーリー

世界中にその名を轟かせる名探偵シド・アップダイク。彼は超能力とも呼べる力を有しており、犯罪に関わるあらゆる事象が、ビジョンとして眼前に浮かび上がるのだという……

20世紀末のある年、真冬の東京。彼は雑誌社の取材で日本を訪れていた。
仕事を終えた深夜、彼は黒づくめの男に囲まれる。彼には自分に起こるこの出来事すらビジョンで見えていたが、好奇心から動かずにいたのだ。

「我々は超法規的特務機関ガクサ。あなたの能力が本物かどうか、見定めさせてもらおう」
「別に構わない。楽しませてくれるならね」

シドが運ばれたのは、森の奥深くにある洋館だった。すでに夜は明けようとしていた。
そこでは五人ほどの男女が、額に汗を浮かべてシドの到着を待っていた。
彼らが会議室と呼ぶ場所へ向かうと、立派な玉座に腰を落ち着けている男の死体が――

「ふん、俺にはもう見えた。このなかに混ざっている犯人を見つけつつも、跡取りとなる超能力者を決めようというんだな」

黒服が動揺しながらも言う。
「……話が早くて助かる」

これから次期所長として任命されうるであろう五人の超能力者たちを見て、シドが静かに笑う。
「なら、とっとと始めようじゃないか」


導入

あなたたちはガクサという謎の組織が建てた館で、主であるキング・ケイシー氏を殺害した犯人を捜さなければなりません。犯人は、全員の追求から逃れなければなりません。
また、ガクサの所長のポストが空いてしまいました。次代所長に見合う人間を、自分以外のメンバーから探し、投票しなければなりません。

※全員にメイン目標とサブ目標の両方が課せられています。
※それぞれ達成度に応じ、ゲーム終了後に得点計算を行います。


5人の参加者が集まったら、下のリンクを押してください。
ゲームの流れの説明とキャラクターシートの選択を行います。

「探偵シド・アップダイク Case.00 超能力研究所」 説明書