シドの直感

10分経過時点で【シドの直感①
20分経過時点で【
シドの直感②
を公開することができます。未来を見通す名探偵が、曖昧ながらも事件に関わる重要な事実を教えてくれます。

30分経っても犯人を絞り込めない場合は、10分だけ延長することができ、
加えて【
シドの直感③】も公開できます。
腕に自信がある方はシドの直感②までに留めて、犯人を当ててみましょう!

 

10分経過→シドの直感①

20分経過→シドの直感②

 わからん!→シドの直感③

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シドの直感①

捜査は難航している……重苦しい空気が流れる中、鬼ヶ島のボロボロのケータイが鳴った。

鬼ヶ島 「はい、もしもし」

花木 (あ、それ普通に通話もできるんだ……)

シド 「大変みたいだね、鬼ヶ島くん」

鬼ヶ島 「ああ、所長~ お疲れ様です」

シド 「さっき君たちが関わっている事件についてのビジョンを視たよ。共有してあげる

 からこれでしっかり謎を解いてくれ」

シド 誰もウソは吐いてない。ウソは、な……」

 

※以上、元のページに戻って捜査を再開せよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シドの直感②

シド 「まだ解けてないのか?」

鬼ヶ島 「だから電話してるんでしょうが」

シド 「それもそうか。じゃあ、今回はおまけしてやるよ。少し長いが、よく聞けよ」

花木 「ビジョンにおまけとかあるんですか?」

鬼ヶ島 「花木、ちゃんとメモしておけよ」

シド 「まず……死体の顔を見た男は誰なんだっけ?

「それとおまけだ。被害者は、とある場所で殴られたあと、何とかメイン会場まで這ってきたようだ。そこで事切れたみたいだな

花木とシドの直感を共有した鬼ヶ島は「もっとはっきり言ってくれよ」と毒づくが、これで捜査がかなり進展したのも事実だった。

今度こそ、直感を駆使して真実に辿り着かなければ……

 

※以上、元のページに戻って捜査を再開せよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シドの直感③

シド 「あ~あ。結局俺の手を借りることになったなあ、しかし」

鬼ヶ島 「わかりましたよ、所長。すみませんでしたって、我々が若輩者でしたっ 

 て。なんで早くヒントを教えてください」

シド 「はあ~。しょうがないねえ、ほんとに……」

シド 死体をよく調べろ。本当にそいつは“アイアンフィスト”なのか?」

シドの直感を聞いた鬼ヶ島に緊張が走る。すぐに花木と共有し、KOBUSHIクラブに残っていた連中を集めて再び死体の元に戻った。

鬼ヶ島はしげしげと死体を確認する。40代くらいだろうか。丸顔に、握り拳のタトゥー。

鬼ヶ島   「もう一度確認しよう。ジョニー、お前がこいつをアイアンフィストだと断

 定したんだよな?」

ジョニー 「そうだぜ。俺の同郷の男だ」

花木 「そしてランディ、君が握り拳のタトゥーを確認したんだよね」

ランディ 「ああ、アイアンフィストと言えば握り拳のタトゥーだろ。俺たちは覆面

 ファイターの顔の下なんて知らないしな。俺も初めてこいつの素顔を見た が、こんな顔だったのかって感じだぜ」

鬼ヶ島 「むむむ……? これはつまり、どういうことだ?」

 

※以上、元のページに戻って捜査を再開せよ