説明書
【ゲームの準備]
ゲームを始める前に、進行役を決めます。最年長のプレイヤーが進行役になってください。
登場人物
【探偵(playable)】
A.花木咲多郎(はなぎ さくたろう)
アップダイク探偵事務所に所属する探偵見習い。
B.鬼ヶ島満月(おにがしま まんげつ)
アップダイク探偵事務所に長く在籍している大男の探偵。
【探偵(not playable)】
シド・アップダイク SID Updike
伝説の名探偵。犯罪にまつわる未来のビジョンを視ることができる。
自分の弟子を育成するため、横浜にアップダイク探偵事務所を構えてからは、あまり表舞台に立たなくなってきた。
今回は出番がないようだが、犯罪の予感を察知し、二人をKOBUSHI CLUBに向かわせた。
【アイアンフィストを殺せそうな奴ら】
“ジャガーノート”ランディ 34歳 男
凶器や罠を一切用いず、素手だけで連勝し続けている喧嘩の天才。
古くからKOBUSHI CLUBに出入りしており、顔見知りが多い。彼の拳だけで戦うという美学に惚れたファンも多く、今やクラブの新しい伝説になろうかとしている。
がむしゃらに力を求める姿は、狂気的とすら言えるほどだ。
E.刻み屋メリー 20歳 女
修道僧のように慎ましい服装をしている女性。
出で立ちに似合わず、360度自在に変形するチェインソーを用いる。工具が大好きで、このクラブの内装も手がけている。
ギタリストとしても活動。歌や言葉は純粋な音楽や生活に必要ないと考えており、普段からほとんど喋らない。ジェスチャーとか単語で物事を伝えようとする。ギターも自作している。
F.クラシック・ジョニー 40歳 男
金を使うのが大嫌いな男。誰に対してもびた一文払わない。必ず食い逃げをしてきたし、親の葬式もその辺の路上で勝手に行った。子どもの頃から目つきが鋭く、色々と面倒ごとに巻き込まれがち。
アイアンフィストとは学生時代の知り合い。久々に街に来たので顔を見せようとしたが、ここでも入場料を払わなかったために追い出された。
G.ザ・レジェンド・オブ・クラウン 29歳 性別不明
あらゆる武器を保有する殺人ピエロ。とあるサーカス団に所属していたが、団員を皆殺しにしてこのクラブに流れ着いてきたという。
ランディと並ぶファイターだが、戦闘中もずっと歌を歌っており、様々な武器を振り回して戦う。その戦闘スタイルがあまりに気味が悪いために、まるで人気がなく、このクラブの経営者は問題視している。(だが本人は気にしていない)
時間という概念を理解できないらしく、試合に遅刻しないように常にクラブに寝泊まりしている。
【被害者】
H.ミスター・アイアンフィスト
長くこのKOBUSHI CLUBのトップに君臨し、無敗伝説を更新し続けてきた覆面ファイター。正体や私生活については謎に包まれている。腕に握り拳のタトゥーを施し、試合に勝利するたびにそれを観客に見せつけてきた。
額をかち割られており、それが致命傷だろう。
【事件の舞台】
メイン会場 ……試合が行われる場所。一番目立つ。
控室(青コーナー側) ……青コーナー側の選手の控室。
控室(赤コーナー側) ……赤コーナー側の選手の控室。
事務室 ……このクラブの経営者がふんぞり返ってる。
寮 ……住み込みの選手たちが寝泊まりしている空間。
※メイン会場にほとんどの人間と注目が集まっており、道路も薄暗いため、各ロケーション間を誰にも知られずに行き来するのは容易であった。
【キャラ選択】
①各プレイヤーは演じるキャラクターを選択し、リンク先のキャラクターシートを10分ほど読み込んでください。
アップダイク探偵事務所に所属する探偵見習い。
VRでの捜査訓練ゲームでは高得点を記録し続けているが、リアルでの現場仕事は今日が初めて。瓶底眼鏡をかけた丸坊主君だが、目つきは鋭い。
尋問担当。相手が嘘を吐いているかどうかは、相手の目を見て話せばわかるという特技を持つ。
アップダイク探偵事務所に長く在籍している大男の探偵。
探偵の割にモノを考えるのは苦手なタイプだが、現場を足繁く回るのは得意だ。落雷に当たったボロボロのスマートフォンを携帯しており、いつも誰かと話しているようだが……?
今回の事件を通して、花木が一人前の探偵としてやっていけるかどうかをチェックしている。
②自身のキャラクターの「公開情報」を読み上げてください。
ぜひ、キャラクターになりきって自己紹介してください。
【ゲーム開始】
捜査開始
キャラクターシートを基に、ふたりで議論し、アイアンフィスト殺しの犯人を捜してください。制限時間は30分です。
【注意】
各キャラクターシートにかかれていることは、すべて話しても問題ない情報です。
また、鬼ヶ島と花木のそれぞれが独立して捜査を行っており、どちらもお互いが知り得ない情報を手に入れています。
必ず相棒と協力し、なるべく多くの情報を積極的に共有するようにしましょう。
10分経過時点で【シドの直感①】
20分経過時点で【シドの直感②】
を公開することができます。
未来を見通す名探偵が、曖昧ながらも事件に関わる重要な事実を教えてくれます。
30分経っても犯人を絞り込めない場合は、10分だけ延長することができ、加えて
【シドの直感③】も公開できます。
腕に自信がある方はシドの直感②までに留めて、犯人を当ててみましょう!
10分経過→【シドの直感①】
20分経過→【シドの直感②】
わからん!→【シドの直感③】
捜査終了
①【アイアンフィストを殺せそうな奴ら】から一名を指名してください。
(この絞り込みにかける時間は、1分程度で調整してください)
②個人目標のチェックを行うために、お互いに質問を投げかけてください。
③回答を確定させた後、真相ページに移動し、その後はページ内の指示に従ってください。