先日、海猫沢がTBSラジオ「アフターシックスジャンクション」に出演してマーダーミステリーの情報をお伝えしましたが、そのまとめと、番組でお伝えできなかった補足情報をまとめて掲載。
▼マーダーミステリーってどんなゲーム?
人狼・謎解きゲーム・脱出ゲーム・演劇・TRPG などの要素を持った、一度きりしかできない体験型のゲームです。
・集まったプレイヤーが登場人物に扮し、シナリオを進行。
・探偵役、犯人役、恨みを持つものなど立場によって、役割が変わる。
▼形式は?
パッケージ・公演型がある。
パッケージ、公演ともに3000円前後。
▼発祥は?
諸説あるが、イギリスで誕生して中国で流行したと言われている。
▼中国で流行ってるって、具体的にどのくらい?
中国全土でのプレイスペースはボードゲームカフェ含めて1万~2万店。
メジャー都市(北京、上海、広州など、つまり東京レベルの都市)は平均的に300店舗以上営業している。
ある店舗型のヒットシナリオは5000店舗以上と公演契約。
2020年2月6日までのネット上の統計によると、3294タイトルがあるという。
2018年頭くらいから、毎月200タイトル以上の新作が発表されている(2017年一年の新作は200タイトル未満)。
(ちなみに2万店というのは、日本でのセブンイレブンの店舗数くらい。単純比較はできないが、推して知るべし……)。
▼なんでこんなに盛り上がってるの?
中国ではテレビ番組「陪你从头看明侦——《明星大侦探》」の影響が大。
▼マーダーミステリー3つの魅力
・その1! 一度しか体験できない特別なゲーム!
シナリオを知ったらもう二度とできない。集まった人たちと一期一会!
みんなでつくりあげる体験(だけどそんな難しくない)
・その2! 全員が簡単に楽しめる!
全員が主役級の配役となっているから均等に楽しめるし、
シナリオに書いてあることを秘密にするだけで謎は深まっていく。だから簡単。
さらに行動の指針として得点も。無難にやるもよし、きわどく攻めて高得点もよし。
・その3! 終わった後が楽しい!
すべての謎が解き明かされた後、現実に戻ってきたときに感想戦が楽しい!
「おまえが犯人だったのか!」「そういうことか!」「あれを渡したのは間違いだった!」などなど、終わってからわかることがいっぱい!
さらに、それをネットで言えない!もどかしい!だけど伝えたい!
なんでも共有するインターネットへのカウンターが炸裂。記憶を消してもう一度やりたい……という人が続出。
【まとめ】マダミスは一回きりの特別な体験を、シナリオにのっとってプレイするだけで体感できる新しいエンタメ体験。ネタバレを嫌う性質を持ち、なんでも共有するネット文化へのカウンタ的側面を持つ秘密のゲーム。
▼どこでやれるの!?
・無料体験はこれ
・パッケージ型はこれ
・公演型はここ
東京>
大阪>
……以上です!